チャートは該当日の為替市場がオープンし、必要なデータが取得され次第、自動的に表示されます。
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| 時間 | 国 | 重要度 | 指標 | 前回結果 | 予想 | 結果 | 結果と予想の差 | 発表後のレート変動 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 🇦🇺 オーストラリア | ★ | 9月 消費者物価指数(CPI) [前年同月比] | グラフ表示 | |||||
| 🇦🇺 オーストラリア | ★ | 7-9月期 四半期消費者物価(CPI) [前期比] | グラフ表示 | |||||
| 🇦🇺 オーストラリア | ★ | 7-9月期 四半期消費者物価(CPI) [前年同期比] | グラフ表示 | |||||
| 🇺🇸 アメリカ | ★ | 9月 住宅販売保留指数 [前月比] | グラフ表示 | |||||
| 🇺🇸 アメリカ | ★ | 9月 住宅販売保留指数 [前年同月比] | グラフ表示 | |||||
| 🇺🇸 アメリカ | ★★ | 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表 | グラフ表示 |
※ 重要度が高い指標をピックアップしています。全ての指標が掲載されている訳ではありません。
要人発言・休場
| 種類 | 時間 | 国 | 内容 |
|---|---|---|---|
| 要人発言 | 🇺🇸 アメリカ | パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見 |
本日の展望
前日は日米財務相会談で為替動向に関する協議が行われ、円買いがやや優勢となりました。もっとも下値では買い戻しも入り、一定の底堅さが意識されました。東京開場前にベッセント米財務長官がSNSで日銀の金融政策に言及したことを手掛かりに円買いが強まっています。本日はFOMCの政策金利発表控えポジション調整の動きが中心となりやすいと思われます。上を試す動きにも注意しながら方向を探りたい局面です。
前日は欧州時間から米国時間にかけて方向感に欠ける展開が続きましたが、NY序盤の下押し後には買い戻しが入り、わずかに上昇して引けました。この勢いが続く可能性もありますが、本日はFOMCの政策金利発表やユーロ圏のGDP速報値や翌日に控えるECB理事会を前に、ポジション調整の動きが中心となりやすい局面です。
前日は英10年債利回りの低下や米中首脳会談への楽観的な見方、加えて米長期金利の上昇が重なり、ポンドは大きく売られる展開となりました。終盤にかけてはやや買い戻しも入りましたが、戻りは鈍く、先週安値を下回る形で引けています。本日はFOMCの政策金利発表控えポジション調整の動きが中心となりやすいと思われます。本日はこの流れが一服するか、それとも下押しが続くかを見極めたい局面です。
前日は米中首脳会談への期待感がリスク選好を支え、豪ドルは対ドルで買い優勢の展開となりました。米金利の上昇一服も追い風となり、終盤にかけて堅調さを保ちました。本日はFOMCの政策金利発表控えポジション調整の動きが中心となりやすいと思われます。本日もこの勢いが続くのか見極めたい局面です。
振り返りで見える明日へのヒント
東京開場前にベッセント米財務長官がSNSで日銀の金融政策に言及したことを手掛かりに円買いが強まる場面がありました。東京時間では持ち高調整を交えながら円売りが優勢となりましたが、FOMCを控えて全体的に方向感は限定的でした。米金融当局が引き締め姿勢を維持したとの見方から、発表後はドル買いが強まり円は軟化しました。
東京から欧州時間にかけてユーロ売りが優勢となり、米金利上昇を意識したドル買いが続きました。NY時間に入ると持ち高調整を交えたユーロ買い戻しも見られ、相場はやや下げ渋りました。市場の関心はFOMCに向かい、発表直前までは方向感の乏しい動きでした。結果として米金融当局の姿勢が引き締め寄りと受け止められ、ドル買いが優勢となりユーロは上値の重い推移となりました。
欧州序盤からポンド売りが優勢となりました。英国ではインフレ鈍化と景気の減速懸念が意識され、利下げ観測が重しとなりました。NY時間ではFOMCを控えて動意が薄れ、発表直後はドル買いが優勢となりポンドは下押しされました。
東京から欧州時間にかけて豪ドル買いが優勢となりましたが、上値を試す動きは限られました。豪州のインフレ指標が底堅く推移したことで豪ドルは支えられたものの、米金利上昇への警戒感から伸び悩む展開でした。NY時間ではFOMCを控えて様子見が広がり、発表後は米金融当局の引き締め姿勢が再確認されドル買いが強まりました。豪ドルは一時的に下押しされたものの、全体的にはレンジ内での動きにとどまりました。
市場情報
| 区分 | 東京 | ロンドン | ニューヨーク |
|
セッション (夏時間) |
~ | ~ | ~ |
| 価格変動【 USDJPY 】 | |||
| 価格変動【 EURUSD 】 | |||
| 価格変動【 GBPUSD 】 | |||
| 価格変動【 AUDUSD 】 |
※ PonTanチャートでは、上記の市場セッションに応じて背景を塗り分けています
本日の攻防ライン
①レンジ上限
②レンジ下限
①レンジ上限
②レンジ下限
①レンジ上限
②レンジ下限
①レンジ上限
②レンジ下限
AIの一手:きょうはどう攻める?
市況サマリー
前日は日米財務相会談で為替動向を巡る協議が行われ、円買いが優勢となった
もっとも下値では実需や短期筋の買い戻しも入り、下押しは限定的だった
本日はFOMCを控え、ポジション調整を中心とした落ち着いた値動きが想定される
想定レンジ
149.00〜150.40前後のレンジを想定
FOMC声明を控え方向感が出にくく、上下ともに厚いオーダーが意識される
戦術
イベント前につきレンジ回転を基本とし、短期の戻り売りを中心に対応
急落場面では押し目買いも検討するが、ポジションの持ち越しは避けたい
トリガー
150.40上抜けで上方向への短期勢買いが強まる可能性
149.00割れでストップを巻き込み、円買いの勢いが増す可能性
東京時間は様子見が優勢、NY時間のFOMC声明(翌早朝)に注目
無効化条件
FOMCでハト派的なメッセージが示され、米金利低下を伴うドル売りが加速した場合
逆に声明がタカ派寄りとなり、米金利上昇を背景にドル買いが強まる場合もレンジシナリオは崩れる
リスクイベント
FOMC政策金利発表およびパウエル議長会見
米雇用コスト指数
日銀関係者による発言や為替当局のコメント
ポジション管理
イベントリスクを考慮しポジションサイズは通常の半分以下に抑制
利確目安は150.30近辺、損切りは149.00割れを基準
発表前のポジションはできる限り軽くして臨む
チェックリスト
FOMC声明文の文言変化(利下げ時期への示唆有無)を確認
米金利とドルインデックスの反応を注視
為替当局の発言や介入関連の報道が出ていないかをチェック
市況サマリー
前日は欧州時間から米国時間にかけて方向感に欠ける展開が続いた
NY序盤に下押しが入った後は買い戻しが入り、ユーロは小幅高で引けた
本日はFOMCとユーロ圏GDP速報値、翌日のECB理事会を控え、ポジション調整中心の動きが想定される
想定レンジ
1.0650〜1.0750前後のレンジを想定
イベント前でレンジ内の往来が続きやすく、上値も下値も重い展開を想定
戦術
短期的にはレンジ回転を基本とし、急落時は押し目買いを検討
イベント前にポジションを軽くし、指標発表後の方向感確認を優先
短期トレーダーはNY時間の米金利反応に注目
トリガー
1.0750上抜けで買い戻し勢が強まる可能性
1.0650割れでドル買い優勢に傾くリスク
ユーロ圏GDP速報値(18:00)やFOMC声明(翌早朝)をトリガーに変動が拡大
無効化条件
FOMCでハト派的なメッセージが示され、ドル売りが急速に進んだ場合
ユーロ圏GDPが予想を大きく下回り、景気懸念でユーロ売りが加速した場合
方向感が出ず、引き続き狭いレンジにとどまる場合は戦略を中立に戻す
リスクイベント
ユーロ圏GDP速報値(第3四半期)
FOMC政策金利発表およびパウエル議長会見
翌日のECB理事会
ポジション管理
イベント前は通常の50%以下のポジションサイズを推奨
利確目安は1.0740近辺、損切りは1.0650割れを目安
指標発表後の急変に備え、注文は浅めに設定
チェックリスト
ユーロ圏GDP速報値の結果と市場反応を確認
FOMC声明文とパウエル議長の発言トーンを注視
米金利動向とドルインデックスの反応をチェック
市況サマリー
前日は英10年債利回りの低下や米中首脳会談への楽観的な見方、加えて米長期金利の上昇が重なり、ポンドが大きく売られる展開となった
終盤にはやや買い戻しが入ったものの戻りは鈍く、先週安値を下回る水準で引けた
本日はFOMCを控え、ポジション調整中心の落ち着いた値動きが想定される
想定レンジ
1.2420〜1.2550前後のレンジを想定
下値警戒感が残る一方、短期的には調整的な買い戻しも入りやすい地合い
戦術
短期では戻り売りを基本としつつ、指標前のレンジ取引を中心に対応
急落局面では押し目買いも検討するが、イベント前のポジション持ち越しは避けたい
方向感が出るのはFOMC発表後が中心となる見通し
トリガー
1.2550上抜けで短期の買い戻し勢が強まりやすい
1.2420割れで売りが加速し、下値模索の流れが再開する可能性
欧州時間から米時間にかけては米金利動向とリスク選好の変化を注視
無効化条件
FOMCでハト派寄りのメッセージが示され、ドル売りが進んだ場合
英国のマクロ指標や発言でタカ派スタンスが再浮上した場合
テクニカル的に直近安値を明確に下抜けられない場合は下押し警戒をいったん緩和
リスクイベント
FOMC政策金利発表およびパウエル議長会見
米GDP確報値および雇用関連データ
英国金融政策委員会(MPC)関係者の発言
ポジション管理
イベント前のリスクを考慮しポジションサイズは通常の50%以下に抑制
利確は1.2530近辺、損切りは1.2420割れを基準に設定
方向感が出るまでは短期取引中心で対応
チェックリスト
FOMC声明文と議長発言のトーンを確認
米金利とドルインデックスの反応を注視
英債利回りの動きと株式市場のリスク選好度合いをチェック
市況サマリー
前日は米中首脳会談への期待感がリスク選好を支え、豪ドルは対ドルで買い優勢の展開となった
米金利の上昇一服も追い風となり、終盤にかけて堅調さを維持した
本日はFOMCを控え、ポジション調整を中心とした落ち着いた値動きが見込まれる
想定レンジ
0.6500〜0.6570前後のレンジを想定
上値では利益確定売り、下値では押し目買いが交錯する展開が続きやすい
戦術
基本は押し目買いを中心に、イベント通過後の方向感を確認して対応
FOMC前に新規ポジションを積み増すよりも、短期の回転を優先
アジア時間は様子見基調、欧州以降の値動きで戦略判断
トリガー
0.6570上抜けで買い勢の動きが強まる可能性
0.6500割れで短期的な調整が深まるリスク
米金利動向とドルインデックスの反応を注視
無効化条件
FOMCでタカ派的な発言があり、ドル買いが再燃した場合
豪経済指標や中国関連ニュースでリスク回避が強まった場合
テクニカル的に直近高値を上抜けられない場合は上昇シナリオを一旦否定
リスクイベント
FOMC政策金利発表およびパウエル議長会見
米経済指標(GDP速報値・ADP雇用統計)
中国関連報道(景気刺激策や当局コメント)
ポジション管理
イベント前につきポジションサイズは通常の50%以下を推奨
利確目安は0.6560近辺、損切りは0.6490割れを基準
イベント通過までは短期取引を基本とし、方向感確認後に再構築
チェックリスト
FOMC声明文と議長発言のトーンを確認
米金利とドルインデックスの動きを注視
中国市場やコモディティ価格のリスク動向をチェック
AIのあとがき:きょうのマーケット
振り返り
早朝は米財務長官の発言をきっかけに円買いが進みましたが、東京時間では円売りが優勢となり、FOMC後はドル買いが強まる展開となりました
まとめ
米金融当局の引き締め姿勢が再確認され、ドルが底堅く推移しました
一方で日本側では政策変更観測が後退し、円は戻りの鈍い動きが続きました
市場は米金利と日銀会合をにらみつつ、ポジション調整主体の流れとなりました
きょうの値動き
東京時間は財務長官発言を受けた円買いが先行し、その後は持ち高整理を交えてドル円は小幅反発しました
欧州ではFOMC待ちの様子見が広がり、NY時間のイベント通過後にドル買いが強まりました
終盤は米金利上昇を背景に円がやや売られる展開で取引を終えました
背景・材料
米金融当局が物価抑制への姿勢を維持し、利下げペースを急がないとの見方が広がりました
米金利は堅調に推移し、ドルは主要通貨に対して底堅さを保ちました
日本側では日銀会合を控え、政策修正への思惑が後退したことが円の重石となりました
テクニカル・メモ(短期)
上値は前日の高値圏で重く、下値では短期サポートラインが意識されました
短期的には方向感が出にくいレンジ内推移が続いています
イベント通過後の高値更新有無が目先の焦点となります
テクニカル・メモ(中期)
中期的には上昇基調を維持しつつも、勢いの鈍化が見られます
主要移動平均線の乖離が縮小しており、持ち合い形成の可能性も意識されます
サポートを下抜けた場合は調整幅拡大のリスクに注意が必要です
所感
材料の強弱が交錯し、方向感に欠ける一日でした
FOMC後の反応は限定的で、市場はすでに一定の織り込みを済ませていた印象です
次の主材料は日銀会合後の総裁発言に移りつつあります
トレード所感
イベント通過を待つ姿勢が強く、短期取引は限定的でした
FOMC直後のドル買いは一時的で、利確を優先する動きが見られました
週末を前にポジション軽めの対応が多く、慎重な売買が続いています
チェックリスト
米金利とドルインデックスの動向を確認
日銀会合後の総裁発言のトーンをチェック
東京時間序盤の円買い圧力が持続するか注視
振り返り
東京から欧州時間にかけてユーロ売りが優勢となり、FOMC後はドル買いが進んでユーロが上値の重い展開となりました
まとめ
FOMCを控えた時間帯は持ち高整理が中心で、全体的に方向感は限定的でした
米金融当局の姿勢が引き締め寄りと受け止められたことで、ドルが底堅く推移しました
ユーロ圏の物価鈍化傾向も重なり、ユーロは上値を抑えられる形となりました
きょうの値動き
アジア時間はユーロ売りが先行し、欧州序盤にかけて下値を試す展開となりました
NY時間ではFOMCを控えた様子見から一時的に買い戻しも入りましたが、発表後は再びドル買いが優勢に
全体としてイベント待ちから結果への反応が中心の1日でした
背景・材料
米金融当局が高金利維持を示唆したことで、金利差を意識したドル買いが強まりました
ユーロ圏では景気指標が伸び悩み、インフレの鈍化が政策スタンスに影響を与えています
リスク選好の回復が限定的で、安全通貨としてのドルが選好されやすい流れが続きました
テクニカル・メモ(短期)
短期では戻り売り優勢の流れが継続し、上値の切り下がりが意識されました
サポート付近では断続的な買い戻しも見られ、下値の固さを確認する動き
短期の移動平均線が横ばいに変化し、方向感の乏しいレンジ形成となっています
テクニカル・メモ(中期)
中期では下落基調の流れが続くなか、調整的な戻りを挟みつつの推移
主要な移動平均線との乖離は縮小し、イベント後の反応でトレンド継続か転換かを見極める局面
依然として高値圏では戻り売り圧力が意識されやすい環境です
所感
FOMC待ちの時間帯では積極的な取引は控えられ、発表後に一時的なボラティリティが高まりました
市場全体としてはドル優位の構図が続くものの、材料次第で一時的なユーロ買い戻しもありました
方向感を掴みにくい値動きが続いており、イベント通過後の地合い変化に注目が集まります
トレード所感
発表前のポジション整理が中心で、イベント通過後に短期勢の反応が目立ちました
値幅が狭く、利益確定を優先する動きが多かった印象です
ボラティリティ上昇時の急変に備え、軽いポジションでの対応が有効でした
チェックリスト
FOMC後の米金利とドルインデックスの推移を確認
ユーロ圏のインフレ指標やECB要人発言のトーンをチェック
短期のレンジ上限・下限のブレイク有無を観察
振り返り
欧州序盤からポンド売りが優勢となり、FOMC発表後はドル買いが強まりポンドが下押しされました
まとめ
英国のインフレ鈍化と景気減速懸念が意識され、ポンドは戻りの鈍い展開となりました
FOMCでは米金融当局の引き締め姿勢が確認され、ドルが底堅く推移しました
市場は英米間の金利差を再認識し、方向感を欠く中で慎重な取引が続きました
きょうの値動き
アジア時間は小動きで始まり、欧州入り後にポンド売りが優勢となりました
NY時間ではFOMCを控えて様子見ムードが広がり、発表後にドル買いが優勢となる展開
終盤は米金利上昇を背景にポンドがやや下押しされて取引を終えました
背景・材料
英国ではインフレ鈍化傾向が続き、成長指標も伸び悩んだことで金融緩和観測が意識されました
米国では金融当局がタカ派寄りの姿勢を維持し、ドルが幅広く買われました
リスク回避の流れも重なり、ポンドの上値を抑える要因となりました
テクニカル・メモ(短期)
短期では戻り売り優勢の流れが続き、上値の重さが確認されました
サポート付近では断続的な買い戻しが入り、下げ渋る場面も見られました
主要移動平均線が下向きで推移しており、方向感を欠いたレンジ形成の様相です
テクニカル・メモ(中期)
中期では下向きのトレンドが継続しており、戻り局面でも上値が限られやすい構造
主要な移動平均線との乖離が縮小し、エネルギーをためる動きが続いています
中期的には英金利動向がトレンド方向を左右する要因となりやすい局面です
所感
FOMCを控えて全体的に静かな展開でしたが、発表後はドル優勢の流れが再確認されました
ポンドはファンダメンタルズ面の弱さが意識され、買い戻しの勢いが限定的でした
週後半にかけての指標や要人発言が、市場の関心を集める展開が予想されます
トレード所感
FOMC前の持ち高調整を中心とした取引で、短期の値幅取りが主流でした
発表後は一方向の流れが一時的に強まりましたが、利確も早く反応は限定的でした
全体的にポジションを軽めに保ち、リスク管理を優先する参加者が目立ちました
チェックリスト
米金利とドルインデックスの動向を確認
英インフレ関連データとBOE要人発言をチェック
FOMC後の市場センチメント変化を観察
振り返り
東京から欧州時間にかけて豪ドル買いが優勢となりましたが、FOMC発表後はドル買いが強まり豪ドルは下押しされました
まとめ
豪州のインフレ指標が底堅く推移し、豪ドルは一時的に支えられました
しかし米金融当局が引き締め姿勢を維持したとの見方から、ドル買いが優勢に転じました
全体としてはイベント待ちの中でレンジ内の値動きが続きました
きょうの値動き
アジア時間はインフレ関連の結果を受けて豪ドル買いが先行しました
欧州では買いが一服し、米金利上昇観測から上値を抑えられる動きとなりました
NY時間はFOMCを控えた様子見が広がり、発表後にドル買いで豪ドルが下押しされました
背景・材料
豪州の物価データは強弱入り交じる内容で、RBAの政策判断への思惑が意識されました
中国の景気指標が弱めとなり、資源関連通貨への買いがやや後退しました
米国では高金利維持の姿勢が確認され、豪ドルの上値を抑える要因となりました
テクニカル・メモ(短期)
短期では0.66台前半を中心にレンジを形成し、上値の重さが確認されました
下値では0.65台後半で買いが入り、一定の底堅さも意識されています
短期移動平均線は横ばいで、方向感に欠ける状態が続きました
テクニカル・メモ(中期)
中期では上昇トレンドからの調整局面にあり、戻り売り優勢の流れが続いています
主要移動平均線との乖離は縮小傾向で、均衡点を探る展開
豪州・米国の金利差が引き続き相場の中期的テーマとなっています
所感
豪ドルはインフレ指標で一時的に買いが入ったものの、FOMC通過後はドル主導の展開となりました
ファンダメンタルズ面で豪州と米国の温度差が意識されやすい局面でした
次の材料待ち姿勢が強く、方向感が定まりにくい相場環境が続いています
トレード所感
アジア時間での買い戻しを狙う動きは限定的で、欧州以降は短期売りが優勢でした
FOMC直後は一時的なドル買いの勢いに押される形で豪ドルが下押し
全体としては短期的な値幅取りにとどまり、リスクを抑えた取引が中心でした
チェックリスト
RBAの次回会合に向けた市場の織り込みを確認
米金利動向とドルインデックスの推移をチェック
中国経済指標や資源価格の変化を観察
FX日誌