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始値:
高値:
安値:
終値:
時間 重要度 指標 前回結果 予想 結果 結果と予想の差 発表後のレート変動
🇦🇺 オーストラリア ★★ 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表 グラフ表示
🇺🇸 アメリカ 9月 雇用動態調査(JOLTS)求人件数 グラフ表示

※ 重要度が高い指標をピックアップしています。全ての指標が掲載されている訳ではありません。

要人発言・休場

種類 時間 内容
要人発言 🇪🇺 欧州 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、発言

本日の展望

前日は米経済指標の結果を受けて一時的にドルが売られたものの、その後は買い戻され、全体としては落ち着いた値動きにとどまりました。方向感の乏しい状態が続いているため、明確な流れが生じるかどうかを見極めたい局面と言えます。

欧州では要人発言や米雇用関連指標を控え、慎重なムードが広がりました。ユーロドルは序盤に弱含んで前日の安値を割り込みましたが、米指標後に一時ドル売りが優勢となり下げ渋る場面も見られました。その後は買い戻しが入りつつも方向感を欠き、終始落ち着いた値動きにとどまりました。本日は戻りの鈍さや下方向への意識が続くか、市場の見極め姿勢が強まりそうです。

英ポンドは、英国の景気指標改善が意識されつつも、週後半の英中銀会合を控え積極的な取引は手控えられています。米国では民間指標を頼りにした景気評価が続き、金利観測の揺らぎがドルの上値を抑える要因となっています。前日は米指標を受けて一時ドル売りが強まりましたが、往復を経て最終的には限られた値幅での推移となりました。本日は欧州・米指標を見極めながら、節目を明確に抜ける動きが出るかが注目されます。

オーストラリア準備銀行は金融政策を据え置き、インフレの粘着性や需要の強さに注意を促しつつ、市場は追加緩和への期待をやや後退させています。米国では利下げ観測の後ずれが意識され、ドルが底堅く推移するなかで豪ドルの上値は限られる状況です。前日はNY時間に一時的に安値を割り込んだものの、その後は買い戻しが入り下げ幅を縮小しました。本日は節目を意識した値動きとなりやすく、戻り売りと押し目買いの均衡がどちらに傾くかを見極める局面です。

振り返りで見える明日へのヒント

日米の金利差を背景に円安傾向は続く一方、米景気指標への警戒感や日銀の政策スタンスに対する思惑が交錯し、市場の方向感は定まりにくい状況でした。東京時間は円買いが優勢となり、その後の欧州からNYにかけては材料待ちの姿勢が強まり、小幅な値動きの中で推移しました。上値を試す場面は限定的で、全体としては下方向を意識しながらの取引が続いた印象です。取引終盤は買い戻しも乏しく、安値圏で取引を終えています。

欧米金利差の意識や米金融政策への慎重な見方からドルが底堅く推移し、ユーロは戻りの勢いを欠く展開となりました。欧州序盤は小幅な上下を挟みつつも限定的な買い戻しにとどまり、その後はじわりと上値を切り下げる流れへ移行しました。特にロンドン後半から米市場にかけては売りが優勢となり、節目を意識した水準に接近する場面も見られました。終盤は安値圏での値動きが続き、下値圏のまま取引を終えています。

英財務相による増税を含む財政引き締め姿勢が示されたことで景気の下押し懸念が意識され、ポンドは上値の重い展開となりました。加えて、利下げ観測の高まりやドルの底堅さも相まって、市場ではポンド売り方向への流れが優勢となりました。欧州時間に入ると戻りは鈍く、徐々に下押し圧力が強まりました。NY時間でも流れは変わらず、下方向を意識したまま取引を終えた形です。

豪州準備銀行が政策金利を据え置き、今後の対応に慎重な姿勢を示した一方、米国では利下げ観測の後退によりドル買いが優勢となりました。加えて、世界的なリスク回避の流れが強まり、豪ドルは買い戻しの材料を欠いた状態でした。こうした環境のなか、豪ドルは上値の重さを意識されつつ弱含む展開が続きました。終盤にかけても戻りは限られ、終始売りが優勢となり下値圏で引けております。

市場情報

区分 東京 ロンドン ニューヨーク

セッション

(通常時間)

価格変動【 USDJPY 】
価格変動【 EURUSD 】
価格変動【 GBPUSD 】
価格変動【 AUDUSD 】

※ PonTanチャートでは、上記の市場セッションに応じて背景を塗り分けています

本日の攻防ライン

レンジ上限

レンジ下限

レンジ上限

レンジ下限

レンジ上限

レンジ下限

レンジ上限

レンジ下限

AIの一手:きょうはどう攻める?

市況サマリー

米経済指標を受けて一時的にドル売りが進んだものの買い戻され、方向感に欠ける展開が続いている状況。

日銀の緩やかな姿勢と米金融政策の温度差が意識されつつも、当局の介入警戒感が上値を抑えている。

本日は米経済指標や要人発言が控えており、金利動向への市場の反応が注目される地合い。

想定レンジ

153円後半〜154円半ば付近を中心とした上下の往来を想定。

明確なブレイクは材料待ちの雰囲気が強く、方向感が出るまでは過度な追随は控えたい。

上下いずれかに抜ける動きが出れば、短期的な流れが変わる可能性に備える。

戦術

基本はレンジ回転を意識しつつ、極端な振れには追随せず慎重に対応。

押し目買いと戻り売りの両方に備え、値幅を限定した短期回転を優先。

介入警戒圏では新規の買いは慎重にし、戻り場面を待つ姿勢も選択肢となる。

トリガー

上方向は直近高値圏の上抜け、下方向は前日の安値割れが短期トレンドの分岐点。

米ISMや雇用関連指標の結果が市場心理を変える可能性があり、発表前後の値動きに注視。

東京時間では実需フロー、欧州以降は米金利と株先物の動きが判断材料。

無効化条件

レンジ下限を明確に割り込み、戻り売りが優勢となる形。

上昇局面では介入観測を伴う急反落が出た場合、買い目線は一旦リセット。

指標後も値動きが乏しい場合、短期戦略の見直しや静観も検討。

リスクイベント

米ISM非製造業指数、ADP雇用、米要人発言。

日銀議事要旨公表、財務省による介入関連コメント。

地政学リスクや株式市場の急変によるリスク回避フロー。

ポジション管理

サイズは控えめとし、急変時にも対応できる余力を維持。

利確は小幅でも確実に拾い、伸ばす判断は金利や指標後の反応を確認してから。

損切りは直近の戻り高値・押し安値を基準に、深追いせず限定。

チェックリスト

米経済指標の結果と米金利の反応を確認したか

財務省や日銀要人の発言・介入関連ヘッドラインを把握しているか

ポジションサイズと損切りラインが想定レンジに収まっているか

市況サマリー

欧州では要人発言や米雇用関連指標を控え、様子見ムードが広がる一日となりました。

ユーロドルは前日安値を割り込んだ後、米指標を受けて一時的にドル売りが進み下げ渋りました。

その後は買い戻しが入るも方向感に乏しく、全体として落ち着いた推移となりました。

市場では下方向への意識が根強い一方で、戻りの鈍さを確認する流れが続いています。

想定レンジ

きょうは1.09後半〜1.10前半近辺での値動きを想定します。

上下ともに抜け切る力は限定的で、手掛かり待ちの状況が続いています。

上振れ時は戻り売り圧力、下振れ時は押し目拾いの意識が混在しています。

戦術

基本スタンスは戻り売りを優先します。

急な反発があった場合は値動きの勢いを確認し、追随は慎重に行います。

無理な逆張りは避け、節目付近での反応を見極めることが重要です。

トリガー

欧州時間に前日の戻り高値付近を上抜けるかが初動の判断材料となります。

下方向では直近安値を明確に割り込む場面があれば流れが加速しやすくなります。

米雇用関連指標や要人発言の内容によって短期で振れやすい点に注意が必要です。

無効化条件

節目を上抜けた状態で高値圏を維持する展開となった場合は戻り売りのシナリオが崩れます。

指標後に買い戻しが継続し、下値不安が和らぐ形になれば戦術の見直しが必要です。

終値が節目をしっかり上回るようであれば方向感の転換を視野に入れます。

リスクイベント

米JOLTS求人件数やサービス業関連指標など米景気の強弱を示すデータ。

ECB当局者の発言や金融政策姿勢に関する言及。

中東情勢や原油価格の振れによるリスク回避の動き。

ポジション管理

ポジションサイズは通常より小さめに抑え、急変動に備えます。

利確は直近サポート・レジスタンス付近を目安に段階的に行います。

損切りは節目を明確に抜けたタイミングで機械的に対応します。

チェックリスト

欧州時間の値動きと戻りの勢いを確認。

米指標後の反応と下方向への圧力の強弱。

要人発言や地政学的ニュースによるリスク回避の兆候。

市況サマリー

英景気指標の持ち直しは確認されつつも、英中銀の決定を控え方向感は限定的なまま推移している状況。

米国では公的統計の遅れを補う形で民間指標への注目度が高まり、金利観測の振れがドルの上値を抑える要因となっている。

前日は米指標を受けて一時的なドル売りが進んだものの、往来を経て大きな流れにはつながらず、依然としてレンジ内での推移が続いている。

想定レンジ

下限は前日の押し目付近、上限は直近戻り高値近辺を想定。

明確な方向感が出にくい環境を前提に、欧州時間の値動きで形成されるレンジ幅を意識する展開。

戦術

基本はレンジ回転を前提としつつ、節目に引きつけての逆張りを中心とする方針。

一方向への加速が見られた場合は無理に追随せず、次の戻りや押しを待つ姿勢を優先する。

トリガー

上方向は欧州時間に前日高値圏を上抜ける動きが出れば短期的な買い戻しに注目。

下方向はアジア時間の安値を割り込むか、欧州指標による反応が弱い場合に下押し警戒。

英サービス業PMIの改定値や米ISM指標が変化の契機となり得る。

無効化条件

想定レンジを明確に超える勢いのある値動きが出た場合、レンジ戦略は一度リセット。

下方向では押し目候補を大きく割り込み、戻りも弱い場合は目線の修正が必要。

指標後の動きが急速に反転するようなら、初動を追う判断は避ける。

リスクイベント

英中銀金融政策委員会の内容と票数の内訳。

英サービス業指標の改定結果。

米ISMや雇用関連指標による金利観測の変化。

ポジション管理

ポジションサイズは通常の半分から開始し、節目で段階的に調整。

利確は短めに設定し、伸びた場合のみ後追いで調整。

損切りは節目を数ポイント超えた位置で機械的に実行。

チェックリスト

英サービス業PMI確報値の市場反応を確認

米民間指標の結果とドル全体の動き

英中銀会合前のポジション偏りや思惑の傾き

市況サマリー

豪中銀は政策金利を据え置き、インフレの粘着性と需要の強さに言及しつつ、中立姿勢を維持している状況。

米国では利下げ観測の後ずれが意識され、ドルが底堅く推移し豪ドルの戻りは限定されている。

前日はNY時間に一時下値を試したが、買い戻しも入り終盤はやや落ち着いた推移となった。

想定レンジ

0.6500〜0.6550近辺を中心とした小幅なレンジを想定。

上下どちらも明確な材料が出にくく、節目付近でのもみ合いが続きやすい。

方向感が出るには米指標や豪関連ヘッドラインの後押しが必要となる。

戦術

基本スタンスはレンジ回転とし、節目付近での反応を確認してからの参入を意識。

下値では押し目買い、上値では戻り売りを慎重に組み合わせる。

値幅が限られる場合は深追いを避け、短期での利益確保を優先。

トリガー

上方向は0.6550の明確な上抜けと定着が条件。

下方向は0.6500割れ、特にNY時間以降の定着が警戒ポイント。

豪PMIや米ISM非製造業指数などの発表タイミングにも注意が必要。

無効化条件

0.6550を上抜けた後も押し目を伴って高値を維持する展開となった場合。

または0.6500割れ後に戻りを伴わず下落が継続した場合はレンジ想定を見直す。

大口フローや要人発言による急変動も前提を崩し得る。

リスクイベント

豪サービス業PMI、総合PMI速報値。

米ISM非製造業指数、貿易収支。

RBA当局者の発言や中国関連の景況ニュース。

ポジション管理

ポジションサイズは通常より控えめとし、値幅に応じて段階的に調整。

利確は節目手前を基準とし、無理な引っ張りは避ける。

損切りは想定レンジの外側に浅めに置き、再エントリーの余力を確保する。

チェックリスト

豪ドルの戻り売りと押し目買いの勢力バランスを確認

豪・米指標発表前後の値動きと出来高の変化を監視

節目付近のヒゲ・ローソク足の形状や反発の有無を確認

AIのあとがき:きょうのマーケット

振り返り

東京時間は円買いが優勢となり、欧州からNYにかけても戻りは鈍く、全体として下値圏で引けました。

まとめ

ドル円は方向感に欠けるなかで上値の重さが意識され、調整優位の流れが続きました。

市場は米経済指標や金融政策の見通しを探りつつ、積極的な売買を控える姿勢が見られました。

きょうの値動き

東京時間は円買いが先行し、その後の欧州・NY時間は小幅な振幅を繰り返す展開でした。

終盤にかけて買い戻しは限定的で、安値圏での推移が続きました。

背景・材料

米景気の鈍化懸念や金融政策の見通しが意識され、ドルの上値を抑える要因となりました。

一方で日銀の緩和姿勢に変化は見られず、円の積極的な買い材料には乏しい状況でした。

テクニカル・メモ(短期)

短期では下向きの流れが意識され、戻り局面も限定的でした。

下値では直近安値を試す動きが警戒され、上値では節目付近で売りが出やすい形となりました。

テクニカル・メモ(中期)

中期的にはレンジ気味の推移が続き、トレンドの明確化には至っていません。

上昇局面でも高値更新は限られ、持ち合い圏での推移が続いています。

所感

材料は多いものの方向を決めきれず、市場全体が様子見に傾いた一日でした。

値幅は狭く、参加者の間でも慎重な姿勢が広がっている印象です。

トレード所感

戻り売りを狙いやすい地合いでしたが、勢いに乏しく利確の判断が難しい場面もありました。

無理な追随よりも、節目を確認しながら小刻みに対応する方が有効と感じられました。

チェックリスト

米経済指標の発表予定を確認すること

日銀関連の発言や報道への備えをしておくこと

節目水準での反応と出来高の変化を観察すること

振り返り

欧米の金利観測を背景にドル買いが優勢となり、ユーロは戻り切れず下方向を試す展開となりました

まとめ

米金利の高止まりと欧州側の材料不足が意識され、ユーロは上値の重い流れが続きました

欧州時間は小幅な戻りも見られましたが、ロンドン後半以降は再び売りが強まり、全体を通して軟調な推移でした

きょうの値動き

東京時間は前日の流れを引き継ぎ方向感に欠けるもみ合いでスタートしました

欧州時間に入ると戻りが鈍く、上値を抑えられながらじわりと下方向へ推移しました

米時間では売りが一段と強まり、安値圏での推移が続いたまま引けとなりました

背景・材料

米金融政策の早期緩和期待が後退し、長期金利の高止まりがドルを支える要因となりました

欧州側はインフレ鈍化や景気指標の弱さから追加材料に乏しく、通貨の支援材料は限定的でした

地政学的な不透明感や株式市場の慎重さもリスク回避の流れを後押ししました

テクニカル・メモ(短期)

短期では上値の切り下げが続き、戻り売りが意識されやすい局面となりました

節目付近でいったん下げ止まる動きも見られましたが、上値は限られ、終盤まで弱含みました

テクニカル・メモ(中期)

10月後半からの反発局面が一服し、再び下方向への流れが意識され始めています

中期的には前回安値圏の攻防が焦点となりやすく、戻りの鈍さが意識される構図です

所感

明確な買い材料に欠けるなかでドル優位の地合いが続き、ユーロは受け身の展開が目立ちました

突発要因こそなかったものの、じわりとした下押しが積み重なっている印象です

トレード所感

戻りが浅く、押し目買いよりも戻り売りのほうが優勢に感じられる一日でした

節目近辺での反発も弱く、方向感を持ったエントリーは慎重さを要する場面でした

チェックリスト

重要指標や要人発言の有無を確認したか

節目付近での値動きと反応を検証したか

ポジションの保有リスクと許容幅を見直したか

振り返り

財政引き締め姿勢や利下げ観測を背景に戻りが限定され、下方向を意識した展開となりました。

まとめ

英財務相が財政再建に向けた増税の可能性に言及し、景気への影響が意識されました。

利下げ観測の高まりとドルの底堅さもあり、ポンドの上値は抑えられました。

欧州時間以降は戻りを試す場面も限られ、弱含みで取引を終えました。

きょうの値動き

東京時間は方向感に欠ける値動きとなり、様子見姿勢が続きました。

欧州時間にかけて戻り売りが優勢となり、じわりと下方向への流れが強まりました。

NY時間でも買い戻しは限定的で、軟調な地合いを保ったまま引けました。

背景・材料

英財務相が財政健全化を優先する姿勢を示し、市場では増税による消費減速懸念が広がりました。

英国の景況感指標の鈍さや利下げ観測の台頭が、通貨の重しとなりました。

米国ではドルの相対的な安定感が維持され、通貨間の強弱差が明確となりました。

テクニカル・メモ(短期)

短期では戻りの勢いが弱く、上値抵抗が意識されました。

節目付近での売り圧力が強く、押し目買いより戻り売りの優位性が目立ちました。

短期移動平均線は下向きで推移し、反発しても戻り売り圧力が残りました。

テクニカル・メモ(中期)

中期では高値圏からの調整が継続し、戻りの浅さが確認されました。

重要支持帯を試す展開となっており、下抜けを警戒する声もみられます。

中期のトレンド判断には次の安値更新可否が焦点となっています。

所感

財政・金融政策の交差点に市場の視線が集まっており、ファンダメンタルズの影響力が増しています。

短期的な買い戻しは入るものの、材料面での支えは乏しく慎重な姿勢が必要だと感じます。

方向感よりも、節目ごとの反応を丁寧に確認する姿勢が求められます。

トレード所感

戻りを売る流れが優勢であり、安易な逆張りにはリスクを感じました。

材料の重さが意識される局面では、短期でもエントリーのタイミングを絞る必要性を感じます。

値幅よりも位置と時間帯の精度を重視した判断が有効でした。

チェックリスト

財政・金融政策関連の発言内容を確認したか

主要支持帯と抵抗帯の位置を更新したか

欧州・NY時間の流れと地合いの変化を把握したか

振り返り

豪州準備銀行の政策据え置きと米ドル高が意識され、戻りの鈍いまま軟調に推移しました。

まとめ

RBAは利下げに慎重な姿勢を保ったものの、米国の利下げ期待後退によるドル高が豪ドルを圧迫しました。

世界的なリスク回避の流れも重なり、豪ドルは上値を抑えられる展開が続きました。

戻り局面は限定的となり、終始弱含みのまま取引を終えました。

きょうの値動き

序盤は前日の流れを引き継いで売りが先行しました。

欧州時間以降も買い材料に乏しく、戻りは浅いまま推移しました。

NY終盤まで下方向の意識が続き、安値圏で引けました。

背景・材料

RBAは政策金利を据え置き、インフレ動向を注視しつつ慎重姿勢を維持しました。

米国では利下げ観測の後退からドル買いが優勢となり、金利差への思惑が豪ドルの重しとなりました。

株式市場の軟調やリスク回避ムードも加わり、資源国通貨への買いは広がりませんでした。

テクニカル・メモ(短期)

短期では節目を割り込み、戻り売りが意識される形となりました。

移動平均線の下側で推移し、上値の重さを示しました。

オシレーターは売られ過ぎに近づいた状態ですが改善は限定的でした。

テクニカル・メモ(中期)

中期的には下向き基調が継続し、高値切り下げの流れが続いています。

重要な支持帯の手前で踏みとどまっており、この水準の維持が注目されています。

反発しても戻り売り圧力がかかりやすい形状となっています。

所感

材料が揃っていたにもかかわらず反応は限定的で、市場の慎重さが印象的でした。

リスク資産全体に買いが入りにくく、豪ドルもその流れの中で方向感を欠いたように感じます。

大きなトレンド転換というより、手がかり待ちの時間帯が続いている印象です。

トレード所感

戻りは浅く、売り優位の地合いが一日を通して意識されました。

無理な逆張りは不利に働きやすく、流れに沿ったポジション取りの重要性を再認識しました。

節目付近では一旦の利確や様子見を挟む判断が有効だったように思います。

チェックリスト

主要サポート付近の攻防を確認する

米金利動向とドルの強さを継続的にチェックする

リスクオフ要因の継続性と市場心理の変化を確認する


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